赤色LEDの肌への効果について
美顔器・美容器の機能の一つとして赤色LEDや青色LEDなどがついているものも多く見かけるようになりました。当店で人気のLED美容器『LEDitch』『LEDitch Tri-Pro』はそんなLEDに特化した美容器ですが、実際LEDの何が良いのか？を本日はご紹介いたします。少しでも皆さまのご参考になれば嬉しいです。
1.赤色LEDと呼ばれる波長域
2.LEDの安全性
3.赤色LEDの肌への美容効果
4.その他の赤色LEDの効果
1.赤色LEDと呼ばれる波長域
お肌に良いとされる赤色LEDの波長域は？
赤色LEDは、一般的に波長が620ナノメートル（nm）から750 nmの範囲に位置する波長域の可視光（人間の目で見ることができる光）を指します。
この赤色LEDが肌に良い影響を与えることはNASAなどをはじめ、様々な研究によって広く知られるようになりましたが
実は、この赤色LED620nm〜750nmの波長域の中でもその波長域によって効果に微妙な違いがあることはご存知でしょうか？
■620-630 nm:この波長域の赤色LEDは、コラーゲンとエラスチンの生成を刺激し、肌の弾力性を向上させる効果があります。
これにより、シワやたるみの改善が期待されます。また、血行促進にも寄与し、肌に酸素と栄養素を適切に供給することができます。
■630-660 nm:この範囲の波長では、肌の血行を促進し、肌細胞の新陳代謝を活性化する効果があります。
結果として、肌のトーンが均一化し、くすみが軽減されることが期待されます。
■660-690 nm:この範囲の波長では、肌の炎症を軽減する効果があります。
炎症を引き起こす要因に対して抑制し、敏感肌や赤ら顔の症状を和らげることができます。
■690-750 nm:この波長域の赤色LEDは、肌の免疫機能を向上させる効果があります。
免疫細胞の活性化を促進し、肌の自然な防御機能を強化します。
また、赤色LEDには肌に有害となる紫外線の波長域、UVA（波長：315〜400nm）UVB（波長：280〜315nm）UVC（波長：100〜280nm）を含みません。
赤色LEDの波長域は、0nm〜750nmまでを含んだ波長域が出ているのではなく、620nm〜750nmのみの範囲に限定されており(※製品により出ている波長域については異なります。)紫外線は含みません。
そのため、赤色LEDを肌に当てていた場合でも赤色LEDによって肌が日焼けしてしまうような心配はありません。
2.LEDの安全性
LEDが多くの美容器や美顔器の機能の一つとして取り入れられる最大の特徴はその【安全性】にあります。
LEDは一般的に医療などの分野でも安全な光療法とされており、LEDの光療法が安全と言われているのは、以下のような理由です。
1.熱の影響:
LEDは熱をほとんど発生しないため、熱による皮膚への損傷のリスクが低いです。
そのため、LEDは肌への熱ダメージのリスクが低く、安全に使用できる光源とされています。
2.紫外線の欠如:
先述した通り、赤色LEDは紫外線を放射しないため、紫外線による肌への損傷の心配がありません。
紫外線は肌の老化や皮膚がんのリスクを増加させることが知られています。赤色LEDは紫外線を含まないため、肌への安全性が高いとされています。
3.目への影響:
LEDの直接的な照射による目への影響は一般的には少ないと考えられています。
ただし、非常に明るいLEDの光を直接見つめた場合や長時間の使用などの場合には、眼への負荷や一時的な眩しさが生じる可能性があります。
したがって、LEDを使用する際には、メーカーの指示や適切な照射時間・距離を守って使用しましょう。
また、美顔器としては光を肌に当てるだけなので【非接触】であり、肌への摩擦などの心配もありません。
※個人差による注意: 肌が敏感な場合や特定の皮膚疾患を持っている場合は、使用する前に医療専門家に相談することが重要です。
3.赤色LEDの肌への美容効果
現在、先述した通りさまざまな美容機器にも機能の一つとして赤色LEDが取り入れられているものも多いですが、安全性だけでなく赤色LEDの光は肌に様々な美容効果をもたらしてくれることが期待できます。
まず、赤色LEDの光は肌のコラーゲン生成を促進する作用があることが、さまざまな研究により分かっています。
コラーゲンは肌の弾力性やハリを保つために重要な成分です。
赤色LEDの光によってコラーゲンの産生が促進されることにより、リフトアップや肌のハリや弾力性の改善が期待できます。
また、赤色LEDの光は血行を促進する効果もあります。光が肌に照射されると血管が拡張し、血流が増えます。
これにより、酸素や栄養素が皮膚に適切に供給され、肌の代謝が活性化され、血行促進によって肌のトーンや質感が改善されるとされています。
その他、赤色LEDの光は医療の分野では傷の治癒促進として使用されることもあり、皮膚細胞の再生を促す効果があります。
さらに、炎症は肌トラブルや老化の要因となりますが、赤色LEDの光は炎症を抑制する働きがあるため、肌の健康状態を健やかに保ち、トラブルの予防に役立ちます。
その他にも、赤色LEDの光には肌の緊張やストレスを緩和する効果もあります。
光の刺激によってリラックス効果が生じ、表情筋の緊張がほぐれ、結果として、しわや表情の凹凸が改善されるとされています。
4.その他の赤色LEDの効果
先ほどの美容効果以外にも、赤色LEDには様々な効果が期待でき、医療の分野など幅広く注目を集めています。
■血行促進
赤色LEDの光は、血管を拡張させる効果があります。
これにより、血流が増加し、酸素や栄養素の供給が改善されます。血行促進効果によって、傷の治癒や組織修復が促進されると言われています。
■炎症抑制効果
赤色LEDの光は、炎症を軽減する効果があります。
これにより、関節炎や湿疹などの炎症性疾患の症状を緩和することができます。
■筋肉回復促進効果
赤色LEDの光は、筋肉の疲労回復を促進する効果があります。
筋肉に照射することで、乳酸の排出や酸素供給の改善が促され、筋肉の回復が促進されます。
■傷跡の改善効果
赤色LEDの光は、傷跡の改善にも効果があります。
傷跡の治癒を促進し、肌の再生をサポートすることで、傷跡の見た目を薄くする効果が期待されます。
■抗炎症作用
赤色LEDの光は、免疫機能の調整にも関与しています。
炎症を引き起こす因子に対して抑制効果を持ち、免疫システムのバランスを整えることができます。
その他、635nmの波長域の赤色LEDには一部の研究により発毛効果があるとされており、皮膚科学会のAGA治療のガイドラインでも【推奨度：Bランク(治療を進める)】に定められています。
そのメカニズムは、
赤色LEDの光照射によって頭皮の血行が促進され、良好な血行は毛母細胞に栄養や酸素を供給し、髪の成長をサポートする役割を果たします。
そして、635nmの赤色LEDの光は毛母細胞内の代謝活性を向上させ、毛母細胞が正常に機能し、健康な髪の成長を促進することが一部の研究により確認されています。
また、赤色LEDの光には毛母細胞周辺の炎症を軽減する効果もあるため、髪の成長を妨げる要因となりうる頭皮の炎症を赤色LEDの光照射によって
軽減されることで健康な髪の成長のために欠かせない、健やかな状態に保ちます。
【LEDitch】
レディッチ
2Wayの黒色 LED美容器
おすすめのポイント
750nmと950nmの赤色LEDを同時照射し痛みの少ない蓄熱式のムダ毛ケアができる美容器の最大の特徴は『痛みなく・肌色関係なく・白髪もOK』のムダ毛ケアが出来る。さらにモードを切り替えることにより出力を切り替え、白色のLEDitch Tri-Po同様に肌のケアも可能。
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